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2017/08/12
【つらつらノート】 何かを計画している時に起きてしまう、別の出来事

どうでもいいような事や、余計なゴタゴタをサッサと片付けて、やりたいと思っている事を早くやりたいのだが、矢鱈と雑用や別の用事が起きてきてゴタゴタが絶えない。その度に、人生というのはゴタゴタそのものでしかないのかも知れない、という気がする。
すっきりさっぱりした人生なんてのは、夢のまた夢かとヤケクソで思いながら開き直って、一体、問題のない人生のどこに、存在の証明が求められるというのだろうか、とうそぶいたりもする。
そもそも人生に意味があるかということ自体、不可解なことだが、しかし少なくとも、何も問題のない人生よりは、何事かがあっての人生の方が、何か意味らしきものがあるかと思えてくる。
ゴタゴタがあって、圧力があって、ストレスがあって、何かを動かしているのだから、そのゴタゴタにこそ、何かと繫がってゆく動力があるかも知れないと。それが様々なことと繫がり、人と繋がり、様々な世界と繫がり、その果てに実に、我々は宇宙と繋がっているのか  ? 
そんなふうに思ってみても、しかし、まったく、ゴタゴタが絶えないというのは不愉快なものだ。
Contiqutious !

 

「人生とは、何かを計画している時に起きてしまう、別の出来事のことをいう」
これは、写真家・星野道夫さんの友人で、アラスカで草分けの女性ブッシュパイロットだった、シリア・ハンターという人の言葉ですが、本当にそうだなぁという感じで思います。
人が本当に捜しているものとは、捜して見つかるようなものではなく、捜さずして偶然に「アッ」と発見して見つかるものであるのと同じように、思いもよらない出会いや流れの中に人生の意味らしきものがあるのかも知れません。
時に、「そっちじゃないのにィー」 と、まったく別の方向に行ってしまうような事態に嘆くこともあるけれど、そういう先に、本当に自分の捜していたものが忽然と待っていたりする、こともある。
何れにせよ、自分の道を生きる人生というのは、ハードで、最後までワカラナイものです。

 

 


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